とにかくド派手なオープニング
ここ数年、日本のドラマはすっかり観なくなり海外ドラマばかり観ているのですが、海外ドラマのいいところは、制作費を多く取っているので、CGで誤魔化している部分もありますが、ほぼ野外ロケっと言う事や、拳銃が出回っている国なので、拳銃を使うシーンがふんだんに多く取り入れている所です。
Hawaii Five-0はもともと1968年からアメリカで放送された「ハワイ5-0」のリメイク版だそうです。
このハワイファイブオーのシーズン1第一話も始まりはそれはそれはすごいアクションシーンでした。
海軍将校の主人公スティーヴ・マクギャレット(アレックス・オローリン)はよくこの手の海外ドラマで見る軍用車両(HMMWVハンヴィーかなで韓国で犯罪者の護送任務にあたっています。その時に容疑者の兄より電話があり、「開放しないとお前のオヤジを殺す」と、脅迫されます。
で、会話しているところにいきなり戦闘ヘリが現れて前の車両がミサイルで吹っ飛ばされます。吹っ飛ばされた軍用車は衝撃で空中を舞ってます。
なんとか護送していた容疑者とともに、車を降りて敵と戦うのですがマシンガンでの派手な打ち合いです。
結果、その容疑者を死なせてしまい、父親を殺害されてしまいます。
その後、ハワイに戻ってから知事より超法規的なハワイ州知事直属の特別捜査班ファイブオーを結成するのです。
もうね、戦争映画さながらの大変な事になってますね。アメリカのドラマは視聴者をくぎ付けにするためにシーズン1の第一話は特に力を入れて制作する事が多いようです。中には最初のエピソードだけ2時間とかってゆうものもありますね。
24-TWENTY FOUR- のような、ドッカン、バッカン、ガッシャーン系が大好きな私としてはこの時点ではまってしまったようなものでした。
逆に、AXNやスーパー!ドラマTV 、foxチャンネルなどでドラマなどをみているとよく
「全米ナンバーワンアクションドラマっ」
「全米視聴率ナンバーワンっ」
などと、鳴り物入りで宣伝していて、シーズン1の第一話を観てがっかりして続きを観るのをやめてしまったドラマも数多くあります。頑張って5話ぐらい観たけどやっぱり面白くないのでやめてしまったドラマとかも多数あります。
まあ、個人の好き嫌い等はあると思いますが、派手に宣伝している割にはすでにアメリカでは早々と打ち切りになっているドラマなどはやはりイマイチなのが多いような気がします。
でも、THE MENTALIST/メンタリストのように一度は面白くないと思って挫折したけど、再度根気よくみるととても面白かった。と、ゆうようなドラマもありました。
とっても豪華なキャスト
『HAWAII FIVE-0』は毎シーズン楽しく観ています。1話完結でほぼ進みます。現在最新はシーズン6がAXNにて吹き替え版、字幕版が放映されています。
私は、シーズン6第1話「パイレーツ・オブ・ハワイ」/ MAI HO`ONI I KA WAI LANA MALIE まで、観ました。シーズン5の放送が終わったときに、先行放送としてシーズン6第一話を放送していたので。
毎週放送しているので残りはまたまとめてみようと思い録りだめしています。
海外の警察ドラマによく見られる作りとして、主人公にはライバル役と言える凶悪犯人が立ちはだかり、追いかけるが何故か毎シーズンの最終話で逃げられてしまい、次のシーズンに持ち越し。となるパターンが多く見られます。
この『HAWAII FIVE-0』もまさにこの王道の手法が使われています。FIVE-0のリーダーで主人公は刑事スティーヴ・マクギャレットといいます。スティーヴは父親であるジョンは凶悪犯であるウォー・ファットに殺されてしまいます。スティーヴはウォー・ファット逮捕だけを夢見て、躍起になりますが、シーズン最後話にはあと一歩の所で逃げられたりします。(捕まる時もあるが、巧妙に脱獄されてしまう)
『HAWAII FIVE-0』の楽しさは、毎回ストーリー展開もさることながら、それだけではなく、スティーヴを中心にそれをサポートするチームメンバーが大変個性的。その中でも私のイチオシ刑事がダニー・ウィリアムズ。そしてチン・ホー・ケリーチンのいとこで新米警官のコノ・カラカウアの3名がこれまでのメインサポートメンバーでしたが、シーズン6から新たなメンバー、ルー・グローヴァーを迎え4名となりスティーヴを加えた5名となりました。
ドラマの中では毎回ダニーとスティーヴがいろいろもめたり、悪口言ったりとなんだかんだとあるのですが、ほとんどはアドリブだそうです。この二人のかけあい?もなかなかに思い白です。
またFIVE-0はシーズン毎にチームメンバーが変わったりもするのもユーモラス。
例えばシーズン2ではコノ・カラカウアが訳あって謹慎中となってしまいます。
コノが一時的に抜けてしまったFIVE-0にはコノに代わりにプロファイラーであるロリ・ウェストンが本土からやってきて最初こそイヤイヤながらFIVE-0のメンバーとなったり代役で投入されたりしますが、シーズン途中でさっさと本土に帰ってしまったりと視聴者を飽きさせないように描かれている。
それにしても一つの海外ドラマとしては出演者は豪華だと思います。
・スティーヴ・マクギャレット役:アレックス・オローリン
少し前にAXNでやっていた「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」に出てました。
・ダニー・”ダノ”・ウィリアムズ役:スコット・カーン
映画、「オーシャンズ11」や「イントゥ・ザ・ブルー」に出てました。
・チン・ホー・ケリー役:ダニエル・デイ・キム
ありとあらゆる人気海外ドラマに出てますが、やはり「LOST」での韓国人夫婦のダンナ役が有名ではないでしょうか。
・コノ・カラカウア役:グレイス・パーク
「GALACTICA/ギャラクティカ」に多数のコピーがいるサイロンの人型ロボットで出てます。今年で42歳だそうですが、ぱっと見、20代でもおかしくないです。恐るべしハリウッドセレブ。
・マックス・バーグマン役:マシ・オカ
「HEROES/ヒーローズ」での「ヤッター」で有名な日本人。相変わらずいい味だしてます。
・ルー・グローヴァー役:シャイ・マクブライド
「ヒューマン・ターゲット」など人気ドラマに結構出てますね。
・ジェリー・オルテガ役:ホルヘ・ガルシア
大きな体と愛嬌のあるキャラで人気ですよね。こちらも「LOST」に出てました。
・ジョー・ホワイト役:テリー・オクィン
こちらも「LOST」にジョン・ロック役で出てました。
他にも人気海外ドラマ出演の常連さんみたいな人達が多数出演してます。
美しい海と大自然を見るのも楽しいHAWAII FIVE-0
FIVE-0はユニークなメンバーだけではなく、ロケ地には日本人の大好きな国。常夏の国ハワイがその舞台となっていますので、随所に常夏の島だな、と思わせる景色が見られます。
ハワイと言ったらやはり海。コノ・カラカウアは元プロサーファーという役ですので、シーズン毎にサーフィンをしてる姿(実際に波に乗っているシーンは記憶にないですが)で沖合まで出ての空撮で、大変美しい海が映し出されると「あ~、ハワイなんだな。」とため息が出ます。
撮影は、オアフ島を中心にされていますが、映画「ジュラシック・パーク」でお馴染みのクアロア・ランチと言う大自然の中でも撮影された時もあるようです。
オアフ島の綺麗な海と大自然もありで、なんだか贅沢な場所でロケを行っているのもFIVE-0の魅力の一つなのかもしれません。
残念な事もあります。ほとんどが野外ロケですが、さすがに観光客が多くいるような場所ではロケはあまり行われていないので、日本人が好きそうなショッピング地域はほとんど映りません。
そして残念な事がもうひとつ。
メインのストーリーであるウォー・ファット逮捕がなかなか進まない。
捕まえるシーズンもあるのですが、次のシーズンで脱走されてしまうこともありますで、スティーヴは意外とウォー・ファットに手こずっているのかもしれません。
しかし、逮捕出来ない事でFIVE-0の新シーズンが見られるのでウォー・ファットはまだ捕まらない方が、FIVE-0好きの私としてはいいかも知れません。
もし、海外ドラマ好きな方でまだ、このドラマを観ていないという方にはお勧めです。
基本的に一話完結なので、続きが気になって睡眠時間が無くなるってこともあまりありません。
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