今回はホームランドのシーズン1についてあらすじと感想を書きたいと思います。
このホームランドの主人公はキャリーという女性です。この女性はCIAの捜査官で非常に勘が鋭く優秀な捜査官として上司から信頼されています。ある日2003年から行方不明だったアメリカ兵のブロディが軍曹がイラン国内で発見されるところから物語は始まります。
主人公のキャリーはイランで諜報活動を行っている際にある情報筋から先日発見されたアメリカ兵のブロディがイランに寝返ったとの話を聞きます。そこでFBIの権限を使い、上司に無断でブロディ身辺を調査するキャリー。
しかしそのことが上司にばれてしまい、調査を辞めるように言われますが、キャリーが上司を説得し、期限設けて調査することになります。
一方ブロディは、日に日にメディアからの取材など対応するうちに徐々に英雄視され始めます。しかし妻と娘、息子達と普通の生活をし始めますが、毎朝倉庫でブロディは家族で内緒でイスラム教の教えであるコーランを唱えながらお祈りをしているのです。
身辺調査をしているキャリーは全く気付くことが出来ず、ブロディが参加するパーティーに偶然を装い参加し、わざとぶつかります。その夜に意気投合して、二人は男女の関係を持つことになります。
その後ブロディは国内での人気物になっていきます。ある日ブロディ宅に副大統領が訪れて、議員選挙にでるように打診されます。選挙に出馬して、圧倒的な票数でブロディは当選します。
しかしブロディはある作戦を持ち合わせていました。
ブロディはイランに潜入捜査しているときにイランのテロリストのナジールと出会っていました。
ブロディはナジールの捕虜となって、ナジールの息子に英語を教えたり、世話をすることになりました。次第にナジールの息子と意気投合してきた折にアメリカ側の爆弾投下が行われて、ナジールの息子はその犠牲になってしまうのです。
ブロディとナジールはアメリカに復讐を誓うことになります。
ブロディはある日体中に爆弾を巻き付け大統領府に向かいます。議員であるブロディであれば全く問題なく建物内に入る事が出来ます。
そして爆弾投下を指示した副大統領を爆死しようと自爆をしようとするブロディですが、行動を起こす寸前にパパっ子の娘の顔が浮かんできて行動に移せないブロディは結局自爆することが出来ず、シーズン1は終わります。
このドラマは、アメリカ側の視点とテロリスト側の視点共に描かれている作品です。
片一方の側を主張するのではなく両側から見ることができる斬新なドラマだと観ていて感じました。
CIAにはシーズン1の段階ではスパイだと気づかれなかったブロディですが、主人公CIA調査官キャリーと恋することになります。
お互い少々闇を抱えた二人同志で何かすこし共感させられます。ほんのすこしですがCIAの仕事を垣間見ることができるのもこのドラマのいい所。
世界には数えきれないスパイがいて、アメリカのCIAは毎日世界平和の為に行動していることを知りました。
しかしテロリストの暗殺をしようとして一般人を爆弾によって殺しているのも事実で、復讐には復讐で中東の人々がアメリカや欧米にテロを繰り返すのだと日本にいては気付くことのないことを気付くことが出来ます。
あとは主人公があまり好きになれないドラマも珍しいと思っています。行動派で仕事熱心なキャリーですが、時にやりすぎることが多く、多くの人々に迷惑をかけることになります。勘で行動するタイプで証拠の前に行動してしまい作中の中でも幾度となく失敗していました。でも好きにはなれないけど少し愛おしくはなる主人公です。しかしこの作品は評判も概ねよく私もおススメ出来る海外ドラマの一つです。
2016年6月現在、
CSのFOXでHOMELAND シーズン5 5話ぐらいまでやってます。
huluではシーズン3まで吹き替え版と字幕版やってます。
BS258 Dlifeでもシーズン1放送していたようなので、続きをまた放送するかも知れませんね。
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