海外ドラマ CSI:NY(ニューヨーク)の魅力!!

海外ドラマ

CSI:NY コンパクト DVD‐BOX シーズン3

 

アメリカの海外ドラマシリーズで『CSI:NY(ニューヨーク)』は『科学捜査班』のスピンオフ作品です。

文字通り大都市ニューヨークを舞台とし、多種多様な人種が入り混じる街で起きる難事件を9.11で妻を失ったマック・テイラー(ゲイリー・シニーズ)を

中心とする男女6名のCSIと呼ばれる科学捜査班のメンバーたちが謎を解明していくストーリーで全部で9シーズンとなっています。

 

見どころと言えば、やはりCSI所属の捜査官たちが最新の科学技術を駆使して、さまざまな凶悪犯罪の謎を解明していく姿を描いたところです。

1話完結で見やすさもありますが、ストーリーが進むにつれて、伏線が出てきたりとストーリー展開が細かく演出されていたり、

音楽に合わせてのコマ割りなど日本のドラマや映画では見られないカメラ割りの演出も見どころの一つだと思います。

又、解剖シーン等の場面もリアルに演出するなど、1話、1話がとても丁寧なメイキングをされているのも見どころであり、『CSI:』シリーズの魅力だと思います。

 

『NY』は凶悪犯罪がメインとなる話が多数ではありましたが、田舎からニューヨークへ出てきて行方不明になった娘を探しに、同じく田舎から出てきた父親が

事件に巻き込まれ殺害されるといった悲しい事件等、切ない話もあり、見ている側を飽きさせないストリー展開をしています。

 

そのなかでも『CSI:』シリーズの『科学捜査班(ラスベガス)』『マイアミ』『NY』の3つを結ぶCSI:トリロジーはとてもおすすめです。

始まりは第8シーズンの『マイアミ』第7話でラスベガスで失踪した少女サマンサの切断された足が発見されたことにより

『科学捜査班』のレイモンド・ラングストン博士( ローレンス・フィッシュバーン )が現地に飛んで、

マイアミの捜査責任者であるホレイショ・ケイン( デヴィッド・カルーソ)たちと合同捜査を開始するところです。

その後、第6シーズンの『NY』第7話ではマイアミで失踪した女性の遺体が事故を起こしたトラックから発見されたことで、

人身売買の組織を追ってラグラストン博士はニューヨークへ飛び、マック・テイラーと共に捜査をする事になります。

そして最後に第10シーズンの『科学捜査班』第7話のNYで失踪したマデリンを探すラングストン博士のシーンから始まります。

一人の少女の失踪事件をそれぞれのチームがそれぞれの事件を解明していく中で一つの事件に繋がるといった

スペシャルエピソードとなっています。

 

又、2004年の第1シーズンから始まり2013年の最終エピソード、第9シーズンまでの9年間、大きなメンバーが交代がなく続いてきた

『NY』ですが、第5シーズンの最終話ではジェシカ・エンジェル( エマニュエル・ヴォージア)の殉職、

ステラ・ボナセーラ役のメリーナ・カナカレデスが「前に進みたいというメリーナの意思を尊重することにした。」との声明を発表し、

円満降板をしたことで第6シーズンの22話を最後の出演とされました。

ジェシカは同僚でもあり相方でもあったドン・フラック( エディ・ケイヒル)の恋人で、第5シーズンの最終話で殉職し、

第6シーズンの1話からフラックの憔悴した演技で見ている側も切なくなりました。

ステラ・ボナセーラはマックが本音を漏らせる数少ない相手でもあり、

メンバーからも事件とは違った相談を受けていると思われるシーンがある為、みんなの姉貴的存在でもあったとは思いますが、

見ている側からも第6シーズンまで出演していた事もあり、降板はとても寂しいものではありました。

しかし第7シーズンの第1話よりジョセフィーン・”ジョー”・ダンヴィル(セーラ・ウォード)がステラ的な存在で最終話まで好演され、良い意味でこれまでの『CSI:NY』とは違ったメンバーでの話になっていたと思います。

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